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2011年5月

お願い

 
某スーパーのトイレ個室内にて、思わずシャッターをきってしまった一文。
 
バナナの皮って…(=_=;)
 
そりゃあお願いしたくもなりますね(^^;)

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厳しい現実

震災から2ヶ月。

いろんな人達の手を借りながら、優しさに支えられ、強さに引っ張られ、なんとかやってきました。実家の片付けも一段落し、あとは大工さんにお願いして大規模リフォームに入る直前でした。
大工さんと打ち合わせをし、簡単な見積もりもしてもらい、
「前からリフォームしたいとは思ってたけど、こんな形ですることになるなんてねぇ・・・」と呟きつつも、母なりに描いていた理想の家にリフォームできることで、母にも少し笑顔が戻っていました。
一両日中に作業が始まり、6月末くらいには両親がまた元気に実家で生活できるものと思っていました。

けれど、私の実家のあたりは建築基準法第84条によって、今のところ「建築禁止区域」に指定されているらしいのです。
この建設禁止区域という線引きは、どうにもあいまいなもので・・・いつまで建築禁止なのか、同じ町内なのに禁止区域と、そうでない区域があって、それは一体どんな基準で分けられているのか。
今現在、建築禁止区域で生活している人は、今後どこに行って、どの土地に家を建てれば良いのか、資金はどうすれば良いのか・・・などなど本当に必要な情報がわからないままです。

それよりも何よりも・・・私は、実家の建つ地域が人の住めない場所になることが、どうしようもなく悲しい。
生まれ育った町が壊れ、実家も変わり果て・・・それでもやっと地域のみんなで手を取り合って再生に向けて歩き出したところだったのに。
地域の人達みんなが道ですれ違うたびに「頑張って生きていこうね」と声を掛け合い、この2ヶ月を必死で過ごして来たのに。

友達の家も、近所の公園も、馴染みのお店屋さんも、私の家族が生きてきた場所すべてが壊滅してしまったんだ・・・再生できないほどに。
海水をかぶって荒れた実家の庭に、たくましく新芽が出てきたのを見つけたばかりなのに、その土地を手放し、どこかに移り住まなくてはならないんだ・・・。

それが津波の残した現実。

震災後、身を切られるような報道の数々に、人々の優しさや勇気に多くの涙を流して来たけれど、自分自身に対しては「辛いの苦しいだの、甘えたことなど言ってられない」と言い聞かせ、失ったもののことは振り返らずに過ごして来た。
これからもきっと、前だけ向いて走っていけると思ってた。
だけど・・・苦しい。
失ったものの大きさが、のしかかってくる。
やるせない現実が、目の前にある。

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