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2011年4月

被災地に咲く。

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ここ仙台にも春が来ました。

桜は開花宣言からわずか3日で満開となり、一気に咲き乱れ、そして強風に煽られ、雨に打ち濡れて、既に終わりかけているところもあります。
あまりに短かった、今年の桜。

東日本大震災発生から、およそ1ヶ月半。
1ヵ月半は、とても長いようで、でもあっという間だったようで・・・時間の経過がよくわかりません。
まるで一夜の夢のような現実感のなさ。
今日までの日々を、ただただ夢中で過ごしました。

東日本大震災・・・悪夢のような出来事だったけれど、支えてくれる手の温かさ、人との心の繋がり、言葉の力・・・そういうものを確かに感じた日々でもありました。

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瓦礫だらけの実家の裏庭に、水仙がひっそりと・・・でも力強く咲いていました。

何もかもが色を失い、セピア色の写真のような風景の中に咲く鮮やかな黄色。そこだけが何かに照らされたように輝いていました。
それはきっと、命の、そして季節の輝き。

その、物言わぬ強さと優しげな姿に涙が溢れました。

瓦礫の中に咲く水仙を、私は生涯忘れないと思う。

こんなふうに強く生きていかなければ。

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