優しさをつないで
「恩送り」という言葉があるそうです。江戸時代くらいまでは、日常的に使われていた言葉だったとか。
「恩返し」は、受けた恩を、直接相手にお返しすること。「恩送り」とは、相手に限らず、他の誰かにも送りついでいくことなのだそうです。親が子に愛情を注ぎ、そしてその子がまた自分の子へと愛情を注ぐような、言うなれば、慈しみの心の連鎖のようなものなのですね。
生きていくうえで、人から受ける恩は一体いかほどのものでしょう。きっと、自分で気付かないところでも、いろんな人からのいろんな優しさを、愛情を私は受けながら生きているのだろうな。
目に見えるところで起きていることだけへの「ありがとう」ではなく、目に見えないものへも感謝しながら、日々を過ごしたい。家族の間だけでなく、自分のまわりのすべての人に「恩送り」していけたらいいな。「ありがとう」の気持ちを人から人へと送りついでいけたら、きっとみんなが幸せになるね。
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